無印良品の家 平屋 価格は?「陽の家」の坪単価と間取りを徹底解説

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無印良品の家

「無印良品の世界観は好き。でも、平屋って冬は寒くないの?」

「陽の家って素敵だけど、あの大きな窓やウッドデッキ、手入れが大変そう…」

シンプルで無駄のないデザイン、そして「感じ良いくらし」を提案する無印良品。

その平屋モデル「陽の家」は、庭との境界を極限までなくした、新しい日本の住まいとして注目を集めています。

無印良品の家「陽の家」では、ウッドデッキで朝食をとったり、家具を外に出してくつろぐ様子が描かれていますが、現実はどうなのでしょうか?

無印良品の平屋「陽の家」は、
「家という『箱』ではなく、庭を含めた『敷地全体』をリビングにする発明」です。

しかし、その美しいコンセプトを実現するために、一般的な住宅とは異なる「特殊な仕様」が採用されており、知らずに選ぶと後悔するポイントもあります。

「杉板外壁の変色(経年変化)」「全開口サッシの断熱性」「逃げ場のないプライバシー」

これらを「味」として愛せるか、「劣化」と感じるかが、満足度の分かれ道です。

この記事では、公式サイトだけでは分からないリアルな側面を、ホームインスペクターの視点で徹底解説します。

この記事でわかること
  • 無印良品の平屋(陽の家)を建てるためのリアルな総額費用
  • 公式サイトにある「窓が壁に吸い込まれる」仕組みのメリット・デメリット
  • 外壁の木が「銀灰色」に変わる?メンテナンスの真実
  • 失敗しないための土地選びと他社比較の重要性
目次

無印良品の平屋「陽の家」|坪単価と価格の真相

無印良品の家0

30坪で総額3,000万円〜が目安(土地代別)

無印良品=リーズナブルというイメージがあるかもしれませんが、家に関しては「ミドルコスト〜ハイグレード」に位置します。

「陽の家」独自の仕様がコストにどう影響しているのか、分解してみましょう。

坪単価70万円〜90万円の意味

「陽の家」の坪単価は、約70万円〜90万円が相場です。

タマホームなどのローコストメーカーと比較すると明らかに高い設定です。

しかし、この価格には一般的なハウスメーカーではオプション扱いになる以下の仕様が標準で含まれています。

  • SE構法:大空間でも耐震等級3を確保する強靭な構造。
  • 国産杉の外壁:職人が張る本物の木の外壁。
  • トリプルガラス樹脂サッシ:断熱性能の要。

【広さ別】リアルな総額シミュレーション一覧

「陽の家」間取り例をベースに、住める状態にするための「総額」を算出しました。

付帯工事費(約20%)や諸経費(約10%)、さらに「陽の家」に欠かせない外構費を含んだ現実的な数字です。

坪数間取りイメージ総額目安(税込・外構込)
20坪1LDK(ミニマム)2,400万円〜
25坪2LDK(少人数)2,800万円〜
30坪3LDK(ファミリー)3,300万円〜
35坪4LDK(ゆとり)3,800万円〜

※土地代は含みません。

決して安くはありませんが、無印良品の家具や収納がシンデレラフィットする設計済みであること、そして長期優良住宅の基準を標準でクリアしていることを考えれば、コストパフォーマンスは悪くありません。

無印良品の平屋「陽の家」だけの3つの特別な仕様

境界線を消すための「技術」にお金を払う

「庭とつながる」というキャッチコピー。

  • 全開口サッシ
  • フラットなウッドデッキ
  • 杉板外壁の経年変化

これを実現するために、実は非常に凝った建築的ギミックが使われています。

窓が壁の中に消える「全開口サッシ」

無印良品の家5

一般的な掃き出し窓は、開けてもガラス戸が残り、開口部は半分しか開きません。

しかし、「陽の家」のメイン窓は、壁の中に戸袋(収納スペース)があり、ガラス戸をすべて壁の中に引き込むことができます。

これにより、リビングとウッドデッキの間の障害物が完全になくなり、圧倒的な開放感が生まれます。

【注意点】
この構造は気密性を確保するのが難しいのですが、無印良品は高性能なサッシを採用することでカバーしています。ただし、レール部分の掃除はこまめに行う必要があります。

リビングと同じ高さの「フラットなウッドデッキ」

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通常、家の中と外には「段差(框)」があります。

「陽の家」は、この段差を極限までなくし、室内とウッドデッキの高さを揃えています。

これにより、「テーブルをひょいと外に出してランチ」という行為が、ストレスなく自然に行えるのです。

【注意点】
雨仕舞い(雨水の侵入防止)の設計がシビアになります。施工実績のある正規の加盟店での施工が必須です。

育てる楽しみ?「杉板外壁の経年変化」

無印良品の家7

「陽の家」の外壁には、国産の杉板が標準採用されています。

新築時は温かみのある赤茶色ですが、雨風や紫外線にさらされることで、徐々に「銀灰色(シルバーグレー)」へと変化していきます。

無印良品はこれを「劣化」ではなく、家が風景に馴染んでいく「経年美化」として推奨しています。

【注意点】
「いつまでも新築のピカピカな状態がいい」という方には向きません。自然素材ならではの色ムラや変化を楽しめる「大人の感性」が求められます。

無印良品の平屋を購入する前に知っておくべきデメリット

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プライバシーと断熱のバランス

憧れだけで契約する前に、生活のリアルな場面で感じるかもしれないリスクを直視してください。

「一室空間」は音が筒抜け

無印良品の家は「間仕切りのない一室空間」がコンセプトです。

開放感は抜群ですが、裏を返せば「家中の音が響きやすい」ということ。

テレビの音、トイレの音、話し声。家族の気配を感じられるのがメリットですが、「一人になりたい時」に逃げ場がないと感じる人もいます。

冬の寒さは大丈夫?

大きな窓(開口部)は、熱が逃げる最大の原因です。

しかし、「陽の家」は以下の対策で「UA値0.46(HEAT20 G2グレード)」という高い断熱性能を確保しています。

  • トリプルガラス:一般的なペアガラスより遥かに高性能。
  • ダブル断熱:外張り断熱と充填断熱の組み合わせ。
  • 深い軒(のき):夏の日差しを遮り、冬の低い日差しを取り込むパッシブデザイン。

データ上は寒冷地でも十分通用するスペックですが、窓際の冷気(コールドドラフト)対策として、床暖房やサーキュレーターの併用を検討するとより快適です。

「無印が好き」だけで決めないために

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値引き交渉より「比較」で納得感を得る

無印良品の家は、基本的に値引き交渉ができません。

「誰にでも公平に」というブランドの思想によるものです。

では、どうすれば「高い買い物」で失敗せずに済むのでしょうか?

似たコンセプトの他社と比較する

「陽の家」のような「大開口の平屋」を得意とするメーカーは他にもあります。

例えば、木造大空間が得意な「住友林業」や、コストパフォーマンスに優れた「アイ工務店」の平屋プランと比較してみてください。

「同じ予算なら、他社だともっと広い家が建つかも?」「でもやっぱり、この杉板の外壁は無印にしか出せない味だ」

比較することで初めて、無印良品の価格が「適正」なのか、それとも「ブランド料」なのかが判断できます。

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  • 意外な好みの発見:「無印しか考えていなかったけど、この工務店の中庭プランも素敵!」という出会いがあるかもしれません。
  • 営業マンと会わずに情報収集:自宅でじっくり比較検討できるので、冷静な判断が可能です。

家づくりで最大の失敗は「比較不足」です。

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まずは無料で資料を取り寄せ、無印良品の家が本当に自分たちにとってベストなのか、確かめてみることから始めましょう。

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